ここ数日は、鉄骨の工作図作成のための、原寸型板の製作や補強鉄骨の墨だしなどを継続。この間、鉄工所の下見や工作図のやり取りを進める。
大工工事としては、西棟の谷樋の修復と構造補強をほぼ完了。谷樋の落とし口も後の改造で寸法が小さくなっていたが、今回の修理で、当初の大型の形状がでてきたため、樋の板金職とも協議の上、当初形状にて修復するものとした。
その他、損傷が著しく、倒壊落下の危険性の高かった南面の妻壁頂部のモルタル製傘石を撤去したところ、当該部分のダッチゲーブルは過去に崩されて(あるいは崩れて)、形状を相当変更されていることが分かった。これは現存する古写真からも確認できる。
この部分は、今回の工事範囲に含まれないが、危険性が高いので、中央棟の構造補強にあわせて、耐震強化対策を施す必要がある。
西棟の小屋組については、中央2台のトラスの合掌材の中央部分が最大5センチほど垂れ下がっていたため、今回添え木を宛てて、野地の仕上げ面に不陸が生じないように下地調整を完了。その他、小屋の床部分を補強するため、大梁を追加設置し、屋根面の補剛を完了した。
以下の工事が2月10日~17日の間で行われました。
1.工務店 1名~2名
屋根木工事
・母屋矧木、継木
・母屋嵩上げ
・天井桟取替え
・釣木受け取替え
・箱樋底上げ
・箱樋側面高さ調整
・北側丸窓部分補修
2.左官 2名
・母屋枕木部煉瓦詰め
・亀裂注入(箱樋で隠れていた部分)
・清掃
3.建設 1名~2名
・南妻面最上部モルタルはつり(北面はサンプルとして保留)
・注入孔廻り粘土除去
・清掃
4.鉄工所
・構造補強小屋裏施工図(トラスなど)
明日、2月18日(土)は平女の入試のため作業を中断いたします。