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2006年01月11日

【工事報告2006年1月11日】

本日の工事報告をいたします。
1.瓦降ろし  瓦店 4名
2.目地注入  左官 2名
3.孔開け、パイプ設置、注入  建設 4名

なお、瓦降ろしは西、東側両方終了し西側だけ土居噴きを残し、
東側だけ野地板が見える状態となりました。
目地注入の方は、2階旧会堂南、西、北面の窓枠の高さあたりまで注入しました。

明日の予定は、
注入をメインに10名総出で1階の北側一室、ピロティの注入作業に掛かります。
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2006年01月12日

【工事報告2006年1月12日】

本日で瓦降ろしと土居葺きの撤去が完了し瓦屋さんは一段落といった感じです。
左官(2名)、建設(2名)の両社は1階ピロティの注入を行い外内部合わせて
約7割程度注入を終えました。
 コメント ;実はまだ外部からの注入は未着手で、さらにレンガ壁の甍型部分や小屋を
 裏側から注入する作業もこれからです。当方は4割の進捗かと思いましたが、Hさんに
 よると3割くらいとのこと。これは当初の見込みより遥かに壁体の損傷が大きく、さらにレンガ目地の
 当初の施工の質が予想よりもすっと悪かったため、注入量が大幅に増加したことに第一の原因が
 あります。これからまだ2倍以上仕事は残っているようです。

前日のご報告では建設の作業人数が増える見込みでしたが、
明後日頃となり来週から注入のペースがさらに早くなります。
  コメント:熟練度がましてこられたのはよかったと思います。

注入作業の合間に注入量確認、テストピース(1週、4週)の採取なども引き続き実施していく所存です。

2006年01月13日

【工事報告2006年1月13日】

本日の工事内容は亀裂注入の完了を目指しました。

1階部の亀裂注入は終了しましたが、
2階各窓枠上部の亀裂注入は漏れを止める事が出来ず断念いたしました。
夕方頃より雨が降り出してきましたので、1階内部の亀裂注入に移りました。
この際にテストピース(1週3本、4週3本)を採取いたしました。
明日は、西棟内部を中心に注入を行っていきます。

2006年01月14日

【工事報告2006年1月14日】

本日の工事内容は、
作業員13名で内5名が屋根裏の掃除にまわり
傾斜のついたあたり掃除が残っていますがほぼ終了いたしました。
その他の5名で1階部の注入を行い外内部合わせて約9割程度でしょうか
注入を終えています。
最大で10リットル入った箇所もありました。
来週の月曜日からは、1階部の注入を終了し2階の内壁から目地注入を始めます。

2006年01月16日

【工事報告2006年1月16日】

本日で1階外内部の注入が終了いたしました。
(突起しているパイプの中の注入材が時間が経つにつれ、
空隙にまわり減少しているので全注入が終える前後で補助注入を左官2名と行います。)
現時点で2階旧会堂内部の注入を行っていますが、亀裂の充填が思い通りに進まない状況です。
明日は、屋根裏での今後の工程を、検討し作業に移る模様です。
(屋根裏の妻壁面の孔明け、パイプ設置などを実施している間、左官2名が旧会堂内部の注入を行います。)
午後からテストピースの圧縮試験で京大吉田の土木地下実験所に向かいます。

2006年01月17日

【工事報告2006年1月17日】

注入作業も屋根裏妻面壁と2階外部の亀裂を残すのみとなり、
全体の約8割程度終えています。
注入を行い、屋根裏にまわり孔開けと
妻壁面上部のモルタルで模られた刳形の撤去を行いました。
明日も上記の作業を継続していく所存です。

2006年01月18日

【工事報告2006年1月18日】

昨日から続いておりました屋根部の撤去作業をご報告いたします。

作業内容は、
1.妻壁面上部モルタルはつり
2.野地板撤去(妻壁面北、南から3~4枚)
3.注入孔あけ
の他に、外壁亀裂注入を行いました。

妻壁面上部モルタル刳形のはつりは注入と鉄骨補強が終了するあたりで実施し、
現段階では崩落する恐れのある部分のみ撤去となりました。

明日の予定は、
・大工2名による野地板撤去(番付も含む)
・妻壁面上部の屋根裏の注入準備工(進行状況で充填)
・その他、テストピース割裂試験(計9本)
以上を予定しております。

2006年01月19日

【工事報告2006年1月19日】

屋根の野地をはずして、モヤと煉瓦壁との取り合いみますと、煉瓦壁から浸入した雨水や
それによって溶脱した石灰のアルカリ成分によって、モヤの端部はほぼ完全に腐っている
ことが判明。当初の予想よりも損傷は著しい。
野地板とモヤ端部の部分修理で対応するのは難しく、工事は予想以上の手間を
要する可能性がある。また、防水シートだけで雨の浸入を防ぐことは難しい。

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2006年01月21日

【工事報告2006年1月21日】

今週の予定は、西棟の屋根瓦を下ろした後、下記の工事を行います。
1.南北面の切り妻の甍型の立ち上げり部分の
 剥離しかかったモルタルをはがして煉瓦面の目地注入を行う。
2.これに伴って、上記立ち上がり付近の屋根の野地をはずして調査した結果、
 もやを煉瓦壁に貫入させて屋根荷重を支えていたが、もやの支点がほぼ完全に
 腐朽していることが判明。
 当初の計画以外のもやの端部補強と支持方法についての対策を講ずる必要が
 あることが明らかになった。
3.天井中央部を支えるトラス組ないには鳩の糞が堆積しているため、これらを
 清掃除去。
4.3の項の木造トラスの補強鉄骨の詳細寸法を決定するため、宮大工に入ってもらって
 木造の原寸模型のトラスを製作し、鉄骨の型をつくる工事を開始。
5.煉瓦壁の頂部の目地は殆どが崩れ、さらの煉瓦の厚みが半枚と極めて薄いことが
 明らかになった。このため、左官仕事で、煉瓦を積み替えて目地を確実なものとする
 と同時に、目地注入を施した。今週で概ね目地の注入作業の目処はついた。
6.西棟と中央棟の境の煉瓦壁は当初はしっかりした構造と予想していたが、西側一階の
 開口は2階の会堂の床部分で殆ど結合されておらず、西棟と中央棟は階段の開口部に
 大きな構造的な弱点があることが分かった。これが、会堂入り口上部の大亀裂の原因
 と考えられる。来年度の階段室周りの工事に際して、十分な耐震対策が不可欠と
 判断された。
7.屋根の損傷が部分的に極めて大きいことと、この部分には当初より弱点があったことより
 簡易的な素屋根を架設して工事をする必要があると判断。

【工事報告2006年1月21日】

本日の工事報告をいたします。

1.工務店 2名
 ・型枠作製、設置
 ・旧会堂内天井板 撤去(トラス間)
 
2.左官 2名
 ・煉瓦壁補修
 ・補助注入

3.建設 3名
 ・1階踊場天井はつり
 ・1階旧職北面玄関天井部と蛇腹はつり
 ・1階ピロティ南側1スパン天井蛇腹はつり

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2006年01月24日

【工事報告2006年1月24日】

1.左官 2名
 ・補助注入
 ・煉瓦壁補修

2.建設 2名
 ・補助注入準備工
 ・諸雑(外壁面清掃など)

本日で目地注入作業がほぼ終了いたしました。
若干、暖炉部に数箇所漏れを止めることが出来ない場所があり、
明日で全注入が終了いたします。
亀裂は大きなところで約60箇所あり、充填を確認いたしました。

コア抜きの事で長谷川さんから聞きましたが、
直径10㎜で3箇所までなら1本1万だそうです。
いつでも実施できるそうなので、
予定日と箇所をご相談いたしたいと思います。

2006年01月25日

【工事報告2006年1月25日】

1.左官 2名
 ・煉瓦壁補修(トラス尻付近)
   西棟西側の頂部にかかるトラスの支承部は鋳鉄製の金物で下弦材と合掌材を
   補強して接合され、この金物は煉瓦壁にアンカーボルトで定着されていた。
   金物のシステムは凝っているが、肝心の煉瓦壁の厚身が薄く、かつモルタルも
   脆弱なために、アンカーボルトは煉瓦壁から外れていた。このため、頂部の煉瓦を
   積みなおすとともに、今回は帯鉄による補強を行うものとした。 
   写真は煉瓦の積みなおしの状況。
   
2.建設 2名
 ・外壁清掃、みがき(煉瓦壁に染み込んだ注入材の除去)
   内部より注入したモルタルが外部に漏れ出したところがある。また、大きな
   亀裂は外面からも注入したので、それらの補修跡を清掃。

3.補助注入
 ・暖炉まわり
 ・2階北側暖炉下部アーチ
 (全部で約1リットルしか入らなかったので、後日再注入いたします。)

本日で補助注入を終了する予定でしたが、
一向に注入材の漏れが止まらない箇所があり難儀しております。
明日、細骨材を混ぜた注入材を試してみますので今週一杯掛かりそうです。
  流動性が高くないと注入できないが、場所によっては逆にモルタルが全て流出する
  こともある。このような場所への対策として、珪砂の微粒子を混入したものを
  試みる予定。

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2006年01月26日

【工事報告2006年1月26日】

目地注入作業は一段落したので、西棟一階北側のアーチ状の屋根もつ玄関の修理と同西側の開口部の修復工事に着手。

玄関部の屋根は1/4の円弧に加工した石材を頂部で2つに合わせて半円形の屋根を形成し、その接合面を御影石の棟木で支持する構造となっているが、
これら石材の組み付けは脆弱で構造上大きな課題を抱えていると判断される。
さらに、大きな屋根荷重のかかる迫石を強度的にも耐久性でも信頼性のない砂岩を採用したために, 現在では砂岩が風化欠落して、周囲の煉瓦に大きな亀裂損傷を招いているので、当初の計画には含まれていなかったが、構造安全性を確保するために破損した煉瓦をさしかえて、欠損部位を煉瓦にて修復することにした。

また、西側には現在入り口が設けられているが、これは本来は窓だった部分を無計画に改修して扉に変更したものである。このような改造は意匠のみならず耐震強度を低下させる一因となっている。西棟北西隅部の改修箇所は地震被害を拡大する危険性があるので、これらについても可能な限り煉瓦にて修復するものとした。

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2006年01月27日

【工事報告2006年1月27日】

西棟一階北東隅部の窓台の修復。
もとは窓だったが、後に窓台を解体してベニアの扉をつけた出入り口に改変されていたので、構造強度的にも問題があるので、当初の煉瓦積を復元した。
ただし、当初の煉瓦の寸法は、現在の規格とことなるため、作業は市販の煉瓦の寸法をひとつづつ調整して積み上げなければならなかったので、多くの手間を要した。

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2006年01月28日

【工事報告2006年1月28日】

○素屋根について
 1月28日(土) より 西棟と中央棟の西半分の屋根を覆う素屋根の架設工事を開始。現況の軒足場の上にさらに2段のビテイを継ぎ足して、桁行き方向に棟を支える鋼製トラスを掛け渡す構造。
 西棟と中央棟の間に谷樋と煙突があるため、これら全体を覆うものとした。

○西棟一階北西隅の窓台の修復
 外部の煉瓦は建物の床下などに残っていた当初の煉瓦を積んで、外観に違和感を感じさせないように配慮。ただし、煉瓦の本数がすくないため、やむを得ず半枚積とし、室内側の2枚は現在の市販煉瓦を用いた。窓台の下部中央には換気ガラリが存在したと考えられるため、将来ガラリを復元して設置できるようにやや大きめの開口を設けた。
 今後、窓台の石材を置き、室内側の木製窓台を設置し、当初の上げ下げ窓の復元工事ができるように当初煉瓦の窓台天端レベルより煉瓦2段分下げて一旦煉瓦積を止めた。
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2006年01月30日

【工事報告2006年1月30日】

○1月一杯で下記の工事を完了。
 1.煉瓦の目地モルタルの注入を完了。
 2.西棟北側玄関ポーチの煉瓦の脱落部の修復
 3.西棟北西隅部の当初の窓台の煉瓦積の修復
 4.西棟2階の床の梁を支える敷き桁の土台となる煉瓦壁の
  煉瓦の積み替えと腐朽した木煉瓦跡のセメント充填
 5.西棟2階北側の暖炉の灰受石を支える煉瓦の持ち送り
  部分の目地注入と下面のモルタル仕上げ。(今回の添付 
  写真)当初はモルタル仕上げはなされていなかったが、現在では
  大きな亀裂が発生しているため、モルタルを注入しても全て
  流失する状況にあるので、モルタルで下面を仕上げてから
  モルタルによる注入補強を行うものとした。
○2月より鉄骨トラスによる小屋組と甍型の倒壊防止、
 その他、鋼板耐震補強工事に移行する。
ほぼ、当初の計画通りに進捗。

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2006年01月31日

【工事報告2006年1月31日】

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1.左官 2名
 ・ピロティ内壁面こすり  

2.4名
 ・西棟素屋根

本日で左官の仕事が一旦終了となりました。
素屋根設置が終了次第、妻壁面上部のモルタル塗りに入る予定です。
素屋根の方は、骨組を終了しトタンの貼付けに入っています。
明日には設置が完了する予定で進行していますが、
天気の都合で土曜日になるかもしれません。
もし、雨が降れば明日は誰も明治館には来ないとの事です。

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