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本日の工事報告をいたします。
1.旧会堂腰壁撤去、番付(北、西面終了) 大工1名
2.旧職務室土間アンカー打ち、防水シート 3名
アンカー :鉄筋D13先端サビ止め塗装、全長880㎜
アンカー穴:直径22㎜、深さ250㎜(場所により深さ変更)
ピッチ :@200㎜、千鳥
注入材 :グラウト
本数 :北面34本、東面7本、南面5本、西面17本(総本数63本)
明日の予定
・旧職務室土間配筋
・旧会堂腰壁、床板撤去、番付
・仮設照明設置
その他
・コンクリート打設
日時は、来週火曜日の午後1時頃からとなりました。
試験は、空気圧、スランプ、カンタブ、温度の4試験を行い、
テストピース(圧縮試験用1週と4週の計6体)を採取いたします。
・亀裂マップ
日時は、今週の土曜日に土間コンの防水シート(幅2m)を使い実施したいと思います。
それまでに亀裂と目地注入孔のマーキングを終了したいと思っています。
本日の工事内容をご報告いたします。
1.コンクリート打設
・(生コン、試験、テストピース計9体)
・(型枠、一輪車にて流し込み)
・左官( 同 上 )
2.目地穴開け
3.亀裂箇所に含浸剤投与
亀裂注入予定箇所
外壁(2階)
・北面東側窓上部
・西面南側窓上部
・南面東側窓下部
内壁(旧会堂内)
・東面扉上部
・南面東側窓上部
・南面東側窓下部
・西面南側窓上部
・西面南側窓下部
その他
・階段室踊場西面扉上部
明日の予定
・薬師寺に向かい西塔に設置している温湿度計4個と、
桂キャンパス地下にある2個を回収、計6個を確保。
薬師寺では宮高さんと東塔、西塔の温湿度計(計8個)のデータ収集を行います。
・引き続き目地穴開け
・構造補強図面修正
今週の予定
・ジェットバーナーのリースが年末で集中しており、日程調整中です。
本日(2005年12月23日)の工事報告をいたします。
・亀裂注入(煉瓦補修:目地穴あけの際、外部に突出した煉瓦4個) 左官2名
・目地穴あけ 2名
2階旧会堂東面扉上部(帯鉄補強部)の試験的な注入を行いましたが、
1階ピロティ内東面の礎石までセメントペーストが漏れてしまい注入は一時中断しました。
その間、旧会堂西面南側窓下部の注入を行いました。
明日、2階旧会堂東面扉上部(帯鉄補強部)の周辺に骨材を含んだグラウト材を
ガンにて圧力注入し、防波堤のようなものを築きセメントペーストを流し込んでみます。
(修復工事での社寺建築とは一味違った、煉瓦造ならではの難点かと思った次第です。)
明日の予定は、
上記の通り亀裂注入の継続、目地孔明けの作業を行いたいと思います。
12月27日の状況です。
1月16日より瓦下ろしを行う予定です。
ただ、添付写真のようにこの建物の窓の上部のマグサは実は構造的には
たいへん中途半端なものだったことが分かりました。
矩形の窓開口は基本的にはマグサ構造ではなく、レンガアーチ構造となって
おり、アーチの下部の半月状の部分には煉瓦を積んでいたのですが、
この半月状のレンガは実際には空積みで、木造の申し訳程度のマグサに
乗っているだけであることが分かりました。
加えて、アーチの迫石に相当する部分の位置が異様で、上部の壁体の重量を
開口部をかわして円滑に流すには不備があったようです。
(要するにこの建物の開口部は非常に厳しい弱点になっているようです。)
このため、緩んだアーチにモルタルを注入しようとしましたが、じゃじゃや漏れになって
全く施工ができませんでした。原因は、上記の半月部分が空洞になっていたためです
が、このような杜撰のきわみともいえる施工不良箇所の存在は当初想像すらできない
ものでした。
そのため、見かけだけの煉瓦を一旦撤去してアーチ周辺を全て左官で目地補修して、
その後、グラウト注入の作業を行わざるを得ないことになりました。
この建物には、予想もつかないよう危険な施工箇所が多数存在する可能性がありそうです。
施工は当初の予想を遥かに超えた手間がいるようです。また煉瓦の空洞と亀裂損傷は
実におびただしいものです。
(水平目地すら全く施工されていない場所が多数みつかりました。)
じつにスリリングな建物です。